「図書ってどうやって並べてるの?」

2021.10.20

総合

皆さんこんにちは!図書室司書の鈴木です!
朝晩は大分涼しくなって、すごしやすくなりましたね。その分昼間との温度差があるので、コロナだけでなく風邪予防もしっかりしていきましょう!

今回は図書室(市の図書館などの図書館も含む)ってどうやって図書を並べてるの?
と言うお話です。普段何気なく探している本もこの並べ方を知るとちょっと違った探し方もできるかもしれません( ̄― ̄)ニヤリ

図書室(館)の本の背表紙(棚にしまってある場合にタイトルが見える部分)には、大体三段の形のラベルシールが貼ってあり、これを図書記号と言うのですが、これの一番上の数字によって並べる位置が決められています。
0類から9類(先頭が0から始まる類~9から始まる類)で分けられており、一応は先頭の値が小さい順で、入口から見て左の棚から並べていくようになっています。
ただ、この並べ方はそれぞれの自治体や学校によって様々です。
 
浜松医療学院の図書室では、この0~9類の並べ方に従う部分と、例えば皆さんが多く手に取る教科書などを別に並べている部分とがあります。この別に並べている部分を「別置」といって、特に皆さんに見て欲しい本や、多く手に取られる本がこの「別置」として、番号に関係なく並べています。
そして、医学書関係についてはアメリカの医学図書館(NLM(National Library of medicine)で採用している番号を割り振っています。(2020年度より順次切り替え中)
 
上のように多少複雑な形で並べられている本ですが、大体は同じ学問やテーマの塊で並べられているので、このテーマにはこの番号なんだなと見ながら探してもらえると探しやすいと思います!もしわからない場合はいつでも受付にお声掛けください!
 
また、図書室ではいろいろな特集も組んでいます。毎回テーマを決めて特集しているので、もしよかったらその辺も参考にしてみてください!ちなみに9・10月の特集はこんな形で開催しました。
11・12月は、「追い込み時期の基礎固め」特集を考えています!
是非、図書室まで足を運んでみてください!