競技特性を徹底分析!コンディショニングの授業風景(AT1年生)
2025.06.16

アスレティックトレーナー学科の1年生が、「コンディショニング」の授業で自身のスポーツ経験を深掘りするユニークな発表会に挑戦しました!
テーマは「競技特性の分析」
学生たちは、自分が打ち込んできたサッカー、野球、バレーボール、テコンドー、バレエなど、多岐にわたるスポーツについて、ルールから身体的特徴、起こりやすい怪我までを徹底的に分析。
その成果をスライドにまとめて発表しました。
テーマは「競技特性の分析」
学生たちは、自分が打ち込んできたサッカー、野球、バレーボール、テコンドー、バレエなど、多岐にわたるスポーツについて、ルールから身体的特徴、起こりやすい怪我までを徹底的に分析。
その成果をスライドにまとめて発表しました。

工夫を凝らして「伝える」
初めてのスライド作成と発表に、学生たちは緊張した面持ち。しかし、どうすれば聴衆に分かりやすく伝わるか、それぞれが知恵を絞っていました。
例えば、バレーボールの複雑なポジション説明では、人気漫画『ハイキュー!!』のキャラクターを例に出して役割を紹介する学生が。また、サッカーで起こりやすい外傷の紹介では、有名選手が実際に怪我をした際の写真を用いることで、その深刻さとリアリティを伝えている学生もいました。
初めてのスライド作成と発表に、学生たちは緊張した面持ち。しかし、どうすれば聴衆に分かりやすく伝わるか、それぞれが知恵を絞っていました。
例えば、バレーボールの複雑なポジション説明では、人気漫画『ハイキュー!!』のキャラクターを例に出して役割を紹介する学生が。また、サッカーで起こりやすい外傷の紹介では、有名選手が実際に怪我をした際の写真を用いることで、その深刻さとリアリティを伝えている学生もいました。

深い分析が光る!発表内容を少しだけご紹介
どの発表も、未来のアスレティックトレーナーの卵として、深い洞察に満ちたものばかりでした。
● 野球
「投げる」「打つ」といった一瞬の爆発的な動きでATP-CP系エネルギーが使われる一方、長い試合を戦い抜く持久力も求められる特性を解説。その上で、繰り返しの投球動作が引き起こす「野球肘」や「野球肩」といった特有の障害に繋がることを指摘していました。
● 柔道
相手を投げる瞬発的なパワーと、組手争いを続ける筋持久力が必要とされる点を分析。技をかけたり受けたりする際に、肩や膝の関節、特に靭帯に大きな負担がかかり、外傷のリスクが高いことを突き止めていました。
● バスケットボール
ダッシュ、ジャンプ、ストップ、方向転換といった多様な動きが絶え間なく続くため、ATP-CP系から解糖系まで様々なエネルギー供給系が動員されることを解説。
● 卓球
スマッシュのような瞬発的な動きではATP-CP系 、長いラリーでは解糖系が主に使われると分析 。また、素早い方向転換による足首の捻挫 、強い回転をかけることによる手首や肩の障害 など 、卓球特有の外傷・障害について詳しく発表していました。
● バレーボール
スパイクやブロックで何度もジャンプを繰り返す爆発的なパワーが求められる競技特性を解説。繰り返しのジャンプによる膝の障害(ジャンパー膝)や、スパイク動作で酷使される肩関節(インピンジメント症候群など)への負担の大きさを指摘していました。
どの発表も、未来のアスレティックトレーナーの卵として、深い洞察に満ちたものばかりでした。
● 野球
「投げる」「打つ」といった一瞬の爆発的な動きでATP-CP系エネルギーが使われる一方、長い試合を戦い抜く持久力も求められる特性を解説。その上で、繰り返しの投球動作が引き起こす「野球肘」や「野球肩」といった特有の障害に繋がることを指摘していました。
● 柔道
相手を投げる瞬発的なパワーと、組手争いを続ける筋持久力が必要とされる点を分析。技をかけたり受けたりする際に、肩や膝の関節、特に靭帯に大きな負担がかかり、外傷のリスクが高いことを突き止めていました。
● バスケットボール
ダッシュ、ジャンプ、ストップ、方向転換といった多様な動きが絶え間なく続くため、ATP-CP系から解糖系まで様々なエネルギー供給系が動員されることを解説。
● 卓球
スマッシュのような瞬発的な動きではATP-CP系 、長いラリーでは解糖系が主に使われると分析 。また、素早い方向転換による足首の捻挫 、強い回転をかけることによる手首や肩の障害 など 、卓球特有の外傷・障害について詳しく発表していました。
● バレーボール
スパイクやブロックで何度もジャンプを繰り返す爆発的なパワーが求められる競技特性を解説。繰り返しのジャンプによる膝の障害(ジャンパー膝)や、スパイク動作で酷使される肩関節(インピンジメント症候群など)への負担の大きさを指摘していました。

未来のアスレティックトレーナーへの第一歩
今回の授業の狙いは、ただスポーツに詳しいだけでなく、「なぜその動きが必要か」「だからどんな怪我が多いのか」「防ぐためにはどんなトレーニングが必要か」「コンディショニンを高めるために何をすればよいか」を論理的に考え、アスレティックトレーナーとしての視点を養うことです。
自分の「好き」なことを深く探求し、仲間と共有した今回の経験は、学生たちが未来のアスレティックトレーナーとして羽ばたくための、大きな一歩となったことでしょう。
今回の授業の狙いは、ただスポーツに詳しいだけでなく、「なぜその動きが必要か」「だからどんな怪我が多いのか」「防ぐためにはどんなトレーニングが必要か」「コンディショニンを高めるために何をすればよいか」を論理的に考え、アスレティックトレーナーとしての視点を養うことです。
自分の「好き」なことを深く探求し、仲間と共有した今回の経験は、学生たちが未来のアスレティックトレーナーとして羽ばたくための、大きな一歩となったことでしょう。
