「知っている」と「できる」の間にある壁
2025.09.24
こんにちは。事務部の田川です。
連日の猛暑日が少しずつ落ち着き、心地良い風が吹く季節になってきましたね。
今回はAED(自動体外式除細動器)について書いていきます。
私ごとのお話から始まり恐縮ですが、今年のある日、家族が突然倒れて救急搬送される出来事がありました。 (現在は適切な医療にかかることができたおかげで、回復し無事に退院しています。)
その場に居合わせた私は、食後だったことや、普段から喉に詰まらせて咳き込むことが多かった様子から、「窒息ではないか」という思い込みにとらわれるとともに、「心臓発作かもしれない」「意識を確認し、必要ならAEDを使うべきだ」という発想が全く浮かばなかったのです。
私は普通救命講習を受講しており、AEDの使用手順も頭では理解しているつもりでした。 しかし、いざという時にその知識を行動に活かすことができなかったことを、今でも悔しく感じています。冷静かつ的確に対応してくださった救急隊や医療従事者の皆様のおかげで家族は救われました。
あらためて、医療現場で働く方々の専門性と使命感に深く感銘を受けるとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。救助してくださった方と、本校で学ぶ方の目指す役割・立場は異なると思いますが、今回の出来事を通じて、同じ医療人を目指す皆さんの学びを支える一職員としての責任をより一層強く感じました。
いざという時、人が倒れた瞬間を目撃して「意識の確認」から「AEDの使用」へと的確に判断して動けるか。 それは、実際にその場面に遭遇してみないと分からないこともあります。 だからこそ、普段から「倒れている人を見かけたら躊躇なくAEDを持ち出す」という意識を心のどこかに持っていてほしいと思います。
本校のAEDは、事務部窓口前・治療院窓口横に設置されています。
連日の猛暑日が少しずつ落ち着き、心地良い風が吹く季節になってきましたね。
今回はAED(自動体外式除細動器)について書いていきます。
私ごとのお話から始まり恐縮ですが、今年のある日、家族が突然倒れて救急搬送される出来事がありました。 (現在は適切な医療にかかることができたおかげで、回復し無事に退院しています。)
その場に居合わせた私は、食後だったことや、普段から喉に詰まらせて咳き込むことが多かった様子から、「窒息ではないか」という思い込みにとらわれるとともに、「心臓発作かもしれない」「意識を確認し、必要ならAEDを使うべきだ」という発想が全く浮かばなかったのです。
私は普通救命講習を受講しており、AEDの使用手順も頭では理解しているつもりでした。 しかし、いざという時にその知識を行動に活かすことができなかったことを、今でも悔しく感じています。冷静かつ的確に対応してくださった救急隊や医療従事者の皆様のおかげで家族は救われました。
あらためて、医療現場で働く方々の専門性と使命感に深く感銘を受けるとともに、感謝の気持ちでいっぱいです。救助してくださった方と、本校で学ぶ方の目指す役割・立場は異なると思いますが、今回の出来事を通じて、同じ医療人を目指す皆さんの学びを支える一職員としての責任をより一層強く感じました。
いざという時、人が倒れた瞬間を目撃して「意識の確認」から「AEDの使用」へと的確に判断して動けるか。 それは、実際にその場面に遭遇してみないと分からないこともあります。 だからこそ、普段から「倒れている人を見かけたら躊躇なくAEDを持ち出す」という意識を心のどこかに持っていてほしいと思います。
本校のAEDは、事務部窓口前・治療院窓口横に設置されています。

▲本校事務受付前

▲本校 治療院窓口横
AEDは、使うべきでない状況では作動しないようになっていて、判断をAEDがしてくれるので、躊躇なく持ち出して装着することが大切です。
今回の学びは、分かっていてもとっさにできないこともあること、できるようになるためには普段の心構えや1回1回の練習が大切だということです。
将来、医療の現場で人々の命と健康を守る存在になる本校学生の皆さんは、授業の中で様々な治療器・器具の使い方を学んでいますね。
なにごとも「知っている」を「できる」にするため、一つひとつの授業・実習の時間を大切にして勉学や実習に励んでほしいと思います。
今回の学びは、分かっていてもとっさにできないこともあること、できるようになるためには普段の心構えや1回1回の練習が大切だということです。
将来、医療の現場で人々の命と健康を守る存在になる本校学生の皆さんは、授業の中で様々な治療器・器具の使い方を学んでいますね。
なにごとも「知っている」を「できる」にするため、一つひとつの授業・実習の時間を大切にして勉学や実習に励んでほしいと思います。