卒業生の研究成果

2021.06.23

鍼灸学科

鍼灸学科教員の竹村千冬です。

今回はだいぶ以前の話題になりますが、まだご紹介していなかったので記事にいたしました。
写真は17期卒業生の田邉泰士さん(左から2人目)が来校してくれた時の様子です。

一緒に写っているのは、左から順に竹村(筆者)、賞状を持った田邉さんを挟んで、
記念品のぬいぐるみ(もぐさ製造販売業者のゆるキャラで“もぐさん”という名です)を持った森井教員、
写真を撮ってくれた伊藤教員です。

背景には彼の研究発表のポスターがあります。

タイトルは「鍼灸色光療法と鍼治療におけるリラックス・興奮効果の検討」です。

この研究は、2019年11月23~24日に開催された「第15回 公益社団法人日本鍼灸師会 全国大会 in 静岡」にて発表されました。
その結果、多数寄せられていた研究発表の中で、
特に優秀であるとの評価を頂きまして「日本鍼灸師会会長賞」を受賞いたしました。

ポスターを挟んで向かいにいる森井教員が指導にあたりました。

2人ともコツコツと試行錯誤を重ねながら発表に至りました。

その努力がこれ以上ないとも言えるほどの賞賛を頂戴し、大変に誇らしく思っております。
 

田邉さんは社会人経験を経て当校に入学してこられた方でして、
ご自身の様々な経験が活かされたこともさることながら、
何より旺盛な好奇心飽く無き探求心を持って取り組まれた姿勢が
この結果を引き寄せたのではないかと思います。

これに続く研究発表を輩出できる学校でありたいと強く感じた次第です。
余談ですが、なにゆえ2年以上も前のことを持ち出したのかと思いますよね。

実は、賞状を発表当日に頂いた際にちょっとした手違いがありまして、
正式に本人の手元に賞状を渡すことが出来たのが遅れたために今頃のご紹介となりました。

田邉さんと森井教員には改めてお祝い申し上げます。