「大雪(たいせつ)はお灸で養生」

2021.12.15

鍼灸学科

こんにちは!
今回は、鍼灸学科教員 山内がブログを担当します✨
 
今は二十四節気では大雪(たいせつ)
2021年は12月7日~21日の期間をさしています。
大雪は本格的に冬が到来し、山だけでなく平野にも降り積もるといわれていますが、実際には雪のピークはもう少し先ですね。
ちなみに温暖な気候である静岡県では雪がちらつくだけで大騒ぎになります(笑)
 
さて本題ですが、鍼灸学科で行った隔物灸の実技の様子をご紹介したいと思います。
隔物灸とは、もぐさを直接皮膚の上で燃焼させないで、皮膚ともぐさの間に物を置いて施灸する方法です。
間に置く物によって名前が付けられていて、ニンニク灸、味噌灸、しょうが灸、塩灸などの種類があります。(おいしそう・・・)
今回の授業では、しょうが灸、塩灸をメインに実施しました。
塩灸は古来よりおへそを温めるのに用いられてきました。塩がじんわり温められて、おへそ周辺がぽっかぽか♡
しょうが灸は腰部や足の裏に行いましたが、冷えている足の裏の方が熱の感じ方が弱かったようです。
 
またその他に箱灸も希望者のみ実施しました。
箱灸は広い面積を温めるのに適していて、お腹や腰部などを効率的に温めることができます。お灸の燃焼するけむりの香りと心地よい温熱刺激でみんなうとうとしていました。