「学生研究の副賞で図書室に本を寄贈」

2022.04.21

鍼灸学科

鍼灸学科長の竹村千冬です。
今回は学生さんの温かい心遣いで図書室の蔵書が増えたというお話です。

全国各地にある鍼灸の学校が加盟している東洋療法学校協会という団体がありますが、当校もこれに加盟しています。
この団体主催による学生のための学術研究発表全国大会が毎年10月に行われまして、当校の学生も参加しています。
そして、昨年令和3年度の大会では、19演題ある中から特に優れた4演題に選ばれて表彰されました。
研究タイトルは「台座灸(だいざきゅう)による体表温度変化の観察」です。
研究を行った学生は、鍼灸学科20期生2年生の牧優作さん、江間奏介さん、白井実紅さん、鈴木れお奈さんです。
医歯薬出版社賞という賞を頂きました。
以前(2021.6.23)にもこのブログでご紹介した日本鍼灸師会における研究発表、
田邉泰士さんの「鍼灸色光療法と鍼治療におけるリラックス・興奮効果の検討」
の表彰と共に、研究内容と表彰状は当校の学生玄関に飾ってあります。
 
東洋療法学校協会学術大会での医歯薬出版社賞では、副賞として図書カードまでいただきました。
研究メンバー4名で分配したところ、余りが出てしまいましたが、何と学生さんの方から図書室の書籍代に使ってくださいとのことで寄附してくれました。
 
お言葉に甘えまして、新しい書籍を買わせていただき図書室の蔵書がまた少し増えました。
4名の学生さんの温かい心意気に感謝です。