静岡県高等学校駅伝競走大会(女子の部)帯同レポート

アスレティックトレーナー学科の現場実習先の一つに某高校の陸上部があります。

毎週金曜日に高校に出向き選手達にケガの予防、パフォーマンスの向上、リコンディショニングなどのサポートを実施しています。

競技者が何の不安もなく競技に集中して試合・練習に臨めるようアスレティックトレーナーを目指すものとして研鑽する場となっています。

そこで今回のブログは日頃のサポートの中から、11月にエコパスタジアムで実施された静岡県高等学校駅伝競走大会(女子の部)に帯同した時のレポートをしたいと思います。

女子は(1区:6Km)(2区:4.0975Km)(3区:3Km)(4区:3Km)(5区:5Km)の5区間のタイムで競い合いました。
当日の天気は晴れ、気温25℃で駅伝を行うには気温が高く多くの発汗が予想されたため水分摂取へのアドバイスをするとともに、ウォーミングアップでの衣服の工夫、過度な緊張をしないよう配慮するなどレースにスムーズ入れるようにコンディショニングの要素を意識しながらサポートしました。

また、選手が自分でコントロールできるよう日頃アドバイスをしているため、選手が自立してできているかも観察しました。
レース前のウォーミングアップは5人の選手が過度の緊張もなく、良い準備をして入っていきました。

その結果、(1区:区間1位)(2区:区間1位)(3区:区間3位)(4区:区間5位)(5区:区間5位)で総合2位の結果を出してくれました。

監督、選手はもちろん応援しているチームメイト、選手たちの親などの努力の結果が繋がって本当によかったと感じました。

アスレティックトレーナーは目標を達成するためのすべての要因を望ましい状況に整えていくことが必要であると改めて感じる瞬間でした。

アスレティックトレーナーの役割は多くありますが一つ一つ実習を通して学生とともに研鑽していきスポーツを通した感動をまた生み出していきたいと思いました。