前途を祝して、ほんの気持ち

2024.02.27

鍼灸学科

鍼灸学科長の竹村千冬です。

今回は国家試験受験生への「ほんの気持ち」というお話です。
国家試験は先日2月25日(日)に無事実施されました。
当校では受験票を本人へ配布する際に併せて激励の粗品もお渡ししています。

まさに教員の「ほんの気持ち」ばかりの取り組みです。 ここ数年の恒例行事になっており、差し上げる側からすると「毎年代わり映えしない」感が否めなくなってきており、受け取る学生側としてはどのように思ってくれているのか心配しているところです。
↑ちなみに、今年はこのような品揃えになりました。

寄せ書きの中味は3年間で授業を担当してくれた非常勤講師や専任教員からの応援メッセージになっています。外側はノート風にしてみました。

中身は教員の気分で毎年ちょっとずつ異なります。
今年は、贈り物大本命の寄せ書き、そしてお菓子(担任からは、何とのし紙付!!)、そしてそれらを入れるチャック付きの袋です。

当日はこの袋に受験票と筆記具も入れて使ってもらえたらという気持ちで贈りました。
試験当日にお見送りした際には、この袋を携えて会場へ向かう学生も見かけまして、贈った側としてもほほえましい気持ちになりました。学生のやさしさに感謝したいと思います。

これを贈った時点では、校内の今後の予定として、

①国家試験受験→②後期再試験→③卒業判定→④卒業式 

となっているので、じつは3年生の卒業が確定していない状態で、あくまでも「卒業見込」で国家試験受験に臨んでいます。

なので、卒業に向けたメッセージでと先生方にお願いしましたので、若干先走った感のある寄せ書きになっちゃいましたが、そこはご愛敬ということで…。

さて、国家試験の合格発表は受験1か月後の3月末にあります。
それから厚生労働大臣あてに免許の申請をし、速くて4月中旬くらいに免許証が届きます。
その間に学生は就職して社会人となって新たな生活に移ります。
卒業生も教員も別れを惜しむ間もなく、新生活・新体制を迎える準備に追われ、息つく間もなくゴールデンウィークに向けて突っ走るといった感じで日々が過ぎていきます。

新入学の学生にとっては最短で3年間の国家資格取得というレースが始まったばかりです。
程よく息継ぎしながら全力で駆け抜けてほしいと応援しております。