冬はもぐさづくり(オープンキャンパス)
2025.12.24
みなさん、こんにちは!
鍼灸学科の川口です。
今回のブログでは、先日行われたオープンキャンパスでのひとコマをご紹介します。
テーマは、お灸の材料である「もぐさ」づくりです!
「もぐさ」の正体、知っていますか?
みなさんは「お灸(おきゅう)」に使う「もぐさ」が何からできているかご存じですか?
実はこれ、草餅(くさもち)などでおなじみの「ヨモギ」の葉っぱからできているんです!
漢字では「艾」と書きます。
正確には、ヨモギの葉の裏にある「白い線維」だけを集めたものが、ふわふわした「もぐさ」になります。
いざ、もぐさ精製に挑戦!
オープンキャンパスでは、乾燥したヨモギの葉から「もぐさ」を取り出す精製体験を行いました。
鍼灸学科の川口です。
今回のブログでは、先日行われたオープンキャンパスでのひとコマをご紹介します。
テーマは、お灸の材料である「もぐさ」づくりです!
「もぐさ」の正体、知っていますか?
みなさんは「お灸(おきゅう)」に使う「もぐさ」が何からできているかご存じですか?
実はこれ、草餅(くさもち)などでおなじみの「ヨモギ」の葉っぱからできているんです!
漢字では「艾」と書きます。
正確には、ヨモギの葉の裏にある「白い線維」だけを集めたものが、ふわふわした「もぐさ」になります。
いざ、もぐさ精製に挑戦!
オープンキャンパスでは、乾燥したヨモギの葉から「もぐさ」を取り出す精製体験を行いました。

作り方は、意外とシンプル。
でも、根気がいる作業です!
「する」
すり鉢で、ゴマをするようにヨモギをゴリゴリとすっていきます。
「分ける」
すり鉢を使うことで、材料となる「線維」と、不要な「茎や枝」を分離させます。
「ふるう」
ざるを使って、不純物だけを丁寧に取り除きます。
この作業を何度も何度も繰り返すことで、少しずつ不純物が取り除かれ、きれいな線維だけが残っていくんです。
完成!自分たちで作った「もぐさ」の使い心地は?
20分ほど集中して作業した成果がこちらです!
でも、根気がいる作業です!
「する」
すり鉢で、ゴマをするようにヨモギをゴリゴリとすっていきます。
「分ける」
すり鉢を使うことで、材料となる「線維」と、不要な「茎や枝」を分離させます。
「ふるう」
ざるを使って、不純物だけを丁寧に取り除きます。
この作業を何度も何度も繰り返すことで、少しずつ不純物が取り除かれ、きれいな線維だけが残っていくんです。
完成!自分たちで作った「もぐさ」の使い心地は?
20分ほど集中して作業した成果がこちらです!

葉っぱの状態から、ここまでふわふわに変化させることができました。
(ピントボケていてすいません!)
せっかくなので、既製品のもぐさと並べて比較してみました。
(ピントボケていてすいません!)
せっかくなので、既製品のもぐさと並べて比較してみました。

(左下:精製度の高い既製品 / 左上:精製度の低い既製品 / 右下:今回精製したもの / 右上:精製前の乾燥ヨモギ)
やはり、精製度の高い既製品にはかないませんが、自分たちで精製したもぐさも、しっかりお灸として使える立派な仕上がりになりました。
実際に火をつけてみると、既製品と同じように心地よい温かさを感じることができました。
「道具のルーツ」を知る大切さ
鍼灸師にとって、もぐさは一生付き合っていく大切な相棒です。
もぐさは精製度が高ければ「熱感が柔らかく」なり、精製度が低ければ「強い熱さ」になります。こうした違いを、原材料から自分の手で触れて学ぶことで、普段使っている道具への理解やありがたみがより深まります。
在学生のみなさんも、日々何気なく使っている「艾(もぐさ)」のルーツを思い出しながら、ぜひ日々の実技練習に励んでくださいね!
やはり、精製度の高い既製品にはかないませんが、自分たちで精製したもぐさも、しっかりお灸として使える立派な仕上がりになりました。
実際に火をつけてみると、既製品と同じように心地よい温かさを感じることができました。
「道具のルーツ」を知る大切さ
鍼灸師にとって、もぐさは一生付き合っていく大切な相棒です。
もぐさは精製度が高ければ「熱感が柔らかく」なり、精製度が低ければ「強い熱さ」になります。こうした違いを、原材料から自分の手で触れて学ぶことで、普段使っている道具への理解やありがたみがより深まります。
在学生のみなさんも、日々何気なく使っている「艾(もぐさ)」のルーツを思い出しながら、ぜひ日々の実技練習に励んでくださいね!
