「変化の春を息継ぎなしで駆け抜ける」

2023.04.19

鍼灸学科

鍼灸学科長の竹村千冬です。
今回は春という学生さんも職員も目が回るくらいの変化を体験する季節についてのお話です。
 
国家試験は毎年2月の第4週に実施されます。
当校では受験票を本人へ配布する際に激励の粗品もお渡ししています。
中身は教員の気分で毎年ちょっとずつ異なります。今年はカイロとお菓子とマスクと寄せ書き、そしてそれらを入れるチャック付きの袋です。

当日はこの袋に受験票と筆記具も入れて使ってもらえたらという気持ちで贈りました。
↑寄せ書きの中味はこんな感じです。

 
外側はノート風にしてみました。
さて、国家試験の合格発表は受験1か月後の3月末にあります。
それから厚生労働大臣あてに免許の申請をし、速くて4月中旬くらいに免許証が届きます。
その間に学生は就職して社会人となって新たな生活に移ります。
我々教員も別れを惜しむ間もなく、新入生を迎える準備に追われ、息つく間もなくゴールデンウィークに向けて突っ走るといった感じで日々が過ぎていきます。
 
競泳の池江選手は、場合によっては50m息継ぎなしで泳ぎ切ってしまうとか。
すごいですね。我々も気持ち的には3月から4月の年度の移り変わりはそんな気分で働いています。学校として何かの輝かしい記録を学生の心のどこかに残せたらと思っています。
 
新入学の学生にとっては最短で3年間の国家資格取得というレースが始まったばかりです。
程よく息継ぎしながら全力で駆け抜けてほしいと応援しております。